どんなときに歯医者にいきますか?

どんなときに歯医者にいきますか?

みなさん、こんにちは!埼玉県入間市にある「歯科みらいクリニック上藤沢」トリートメントコーディネーターの和田です。

みなさんは、虫歯になって治療をしたことはありますか?どんな時に歯医者さんに行きますか?

カウンセリングをしていて「一度も虫歯の治療したことがない」という方は、本当にごくわずかです。歯医者さんに通う患者様では10人に1人もいないのです。

いらっしゃる患者様のほとんどが、なにか問題があるから来たという方が圧倒的に多いです。

「眠れないほど痛くて困っている」

「歯が動いて噛むと痛くて思うように噛めない」

「歯が抜けた。痛くはないけど診てほしい」

「なにか食べる(噛む)時だけ、痛くなる」

「他院でもう抜くようだと言われて、抜くのは嫌だから抜かない治療をしてほしい」

「歯ぐきが腫れて痛い」

「入れ歯が割れたから修理してほしい」

「銀歯がとれたからつけてほしい」

「黒くなっているから虫歯かもしれない。虫歯は嫌だから治してほしい」

「歯周病を治したい」

「子供の歯のはえ方が気になる」

「予防したい」と言う方も増えてきてはいますが、日本人の歯科への意識はまだまだ低く、「歯医者さんは痛くなったら行くところ」という考えの方が多くいらっしゃいます。

ところがアメリカでは、歯への予防意識は高く「デンタルクリニックは悪くなる前に予防しに行くところ」という考えの方の方が一般的です。

仕事を抜けてメインテナンスに行くことが当たり前だったり、アメリカ人にとって「白くて美しい歯」はステイタスで、ホワイトニングをするのが普通。子供のころから歯科矯正をしたり、予防に力を入れます。

歯が汚かったり、歯並びが悪い人は、エチケット違反・自己管理ができない人とみなされ、仕事や就職にも不利になるようです。

カウンセリングをしていて、時々このようなことをおっしゃる方がいらっしゃいます。

「悪くなったらまた来るよ」

「もっと早く終わらないの?」

「歯石はとらなくていい」

もちろん当院では患者様の希望されない事はしませんので、勝手には治療や施術は行いませんが、歯の治療は早く終わる治療と時間がかかる治療があります。治療の内容は虫歯の程度によりかわるため、初めの計画通りにはできなくなることもあります。

虫歯も歯周病も病気です。治療については患者様に理解や納得をされたうえで行っております。

そして虫歯や歯周病を放置して予防はできません。

虫歯菌も歯周病菌も生きていますから、増えていきますし、菌が違うので虫歯を治しても歯周病は治りません。

当院では必ず初診時にカウンセリングで現状とご希望をお伺いし、二回目の来院時も検査結果と治療計画について、また患者様の希望の確認をするためにカウンセリングに入らせていただいております。

例えば歯石を取らないと虫歯の治療ができないこともありますし、むし歯で痛いと思って来院されたものの原因は重度の歯周病だったということもあります。

痛くないから平気と思っていても、治療するとなったら麻酔が必要なほど深いむし歯があることも。

また「検診」と「クリーニング」を同じと考えている方もいらっしゃいます。

「検診」とは、病気や不具合がないか(虫歯や歯周病がないか)を定期的に検査することを指します。

「クリーニング」とは、歯に付着した歯石やプラーク(歯垢)、着色などを除去し「お口の中をきれいにすること」です。

その中で、保険のクリーニングでは、治療を目的に歯石取りが行われます。検査で歯周病や歯肉炎が認められた場合に限り保険が適用されます。

病名が付かない健康な歯ぐきの方においては、予防を目的とした自費のクリーニングで歯石や歯のまわりに付いたバイオフィルム(プラークと呼ばれる細菌のかたまり)、着色を取ることができます。

歯は一生使うものですから、できるだけ健康な状態にしておきたいですよね。

最終的には、治療を終えて予防で来院されるのが理想的です。

定期的にメインテナンスにお越しいただくことで、お口だけでなく身体の健康につながります。

痛い治療がこわい、神経をできるだけ残したい、できれば抜かないで何とかならないのか、など今後の治療のご希望についても遠慮なくご相談ください。

お痛みがない、お困りでない方もぜひ気軽にお越しいただけると嬉しいです。

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