みなさん、こんにちは!埼玉県入間市にある「歯科みらいクリニック上藤沢」トリートメントコーディネーターの和田です。
バクテリアセラピーとは
みなさんは『バクテリアセラピー』をご存じですか?
善玉菌を補給することで、体内菌のバランスを整えることで病気の治療や予防を行う医療技術です。
病気の標準的な治療の妨げにならないだけでなく、その治療を促進し、病気の再発を防いでくれます。
当院では、生きたL.ロイテリ菌が配合されている『バイオガイア』を取り入れた『バクテリアセラピー』を推奨しています。
『バイオガイア』のL.ロイテリ菌は、ヒト由来の乳酸菌です。
ヒトの体にとって、有害な悪玉菌を感知した時だけロイテリンという天然の抗菌物質を産生します。ビフィズス菌などのヒトにとって有益な常在菌に対してはこのロイテリンを産生しないため、すべての人に安心して摂取でき、カラダの善玉菌と悪玉菌のバランスを整えることができます。
バイオガイアとは
最近ではTVやSNSでも『バイオガイア』が話題になっています。
では具体的にどう良いのかお話しますね。
摂取している人の声としては、
- 『朝起きた時のお口のネバネバが感じなくなった』
- 『アレルギー症状が軽減した』
- 『口臭が気にならなくなった』
などの声を聞きますが、実はそれ以外にも様々な効果があります。
バイオガイアを続けて摂取することで得られる効果
『バイオガイアを続けて摂取することで得られる効果』をご紹介します。
1.虫歯菌・歯周病菌・口臭の原因菌を減少させる
虫歯菌80%抑制、歯周病菌90%抑制、歯肉炎の緩和、口臭の原因菌抑制など、虫歯や歯周病、口臭を予防したい方におすすめです。
- 「しっかり歯磨きしているのに虫歯がすぐできやすい。」
- 「うがいをした時に唾切れが悪い。」
- 「歯茎からの出血がある。」
- 「歯周病が心配。」
- 「マスク生活でご自身の口臭に気づいた。」
ということはありませんか?
歯周病は全身に大きく影響します。歯周病を予防することは、糖尿病・心筋梗塞・脳梗塞・認知症などの予防にも繋がります。
バイオガイアを毎日摂取すると、朝起きた時のねばつきなどの不快感や口臭も軽減します。
2.ピロリ菌の抑制効果がある
ロイテリンにはピロリ菌を除去する働きがあります。
胃酸の分泌を抑える効果がある消化性潰瘍治療薬とL.ロイテリ菌を組み合わせた治療の結果、30日の摂取で60%の人がピロリ菌感染症状が減少するという研究結果があります。
ピロリ菌治療をしても再発しやすい方にも是非積極的に取り入れていただきたいと思います。
3.免疫力の向上
「風邪をひきやすい」「毎年インフルエンザにかかる」という方
腸内で免疫細胞を活性化し、免疫力をあげる事で、病気にかかりにくい体作りを期待できます。
4.アレルギー症状の改善
アトピー性皮膚炎・花粉症などアレルギー疾患のある方は症状の軽減が確認されています。
バクテリアセラピーを実施すると、発疹の面積が約3分の1に小さくなり、発症リスクが2.5分の1に低下したという報告もあります。
5.便秘、下痢の改善
L.ロイテリ菌は腸の働きを助けることがわかっています。慢性便秘の幼児に与えると腸の運動が増加するという臨床データがあるように、便秘の予防が期待できます。
便秘や下痢は腸内細菌のバランスが崩れて起こります。日頃からロイテリ菌を摂取して常に良い腸内環境を保つことを意識しましょう。
6.カンジダ菌の抑制
カンジダ菌は、常在菌のひとつで増殖するとカンジダ症を引き起こします。
特に高齢者によく見られ、皮膚カンジダ症、陰部カンジダ症、そして口角炎や口の粘膜に苔状のものができる口腔カンジダ症などがあります。
ロイテリ菌は増えすぎたカンジダ菌を抑制する働きがあります。
7.妊娠中のケア
「バイオガイア」は母乳由来の乳酸菌「L.ロイテリ菌」を使用しているので、妊娠中でも安心してお召し上がり頂けます。
特に妊娠中は、ホルモンバランスの関係で、口腔内の細菌バランスが崩れ、約7割の方が歯肉炎を発症していると言われています。歯肉炎により、早産や低体重の赤ちゃんが生まれるリスクが高くなります。
そのため、妊娠中に口腔内の細菌バランスを良好に保ち、歯肉炎を予防することは、母親だけでなく生まれてくる赤ちゃんに対しても重要です。
また、妊娠中に摂取することで母乳の乳質を改善できます。
8.抗生物質を服用できない方に
抗生物質の副作用がある方(高齢者に多い)、抗生物質の濫用により抗菌剤の効かない体質になってしまっている方、抗生物質を避けたい赤ちゃんや妊婦の方には、日頃から疾病予防としてバクテリアセラピーを実施していただくことで抗生物質の使用を抑えていくよう推奨されています。
バイオガイアを摂取するタイミング
「バイオガイア」は継続することが重要で、口腔内環境を良好に保つための効果的なタイミングは、食後の歯磨き後を推奨されています。
就寝中は唾液の分泌量が減るため、お口の中が乾燥しがちになります。乾燥している口内は細菌にとって最適な状態です。
当院では夕食後の歯磨き後や、就寝前のご使用をオススメしています。
みなさんもお口と身体の健康維持のために、1日1粒の「バクテリアセラピー」で簡単に体質改善しながら虫歯・歯周病の予防をしてみませんか。