みなさん、こんにちは！埼玉県入間市にある「歯科みらいクリニック上藤沢」の吉川です！

みなさんは虫歯で歯が痛くなったことはありますか？？

以前の投稿では、虫歯で痛くなったときの緊急時の対処法では薬のことは書きませんでした！

夜遅くに歯が痛くなってしまったり、どうしてもはずせない用事があり歯医者に行くことができない。でも何かしらの「痛み止め」の薬は持っている。

普段飲んでいる痛み止めは、歯が痛くなったときにも飲んでいいのか？そんな心配や気になることがあると思います。

今回は、いったいどんな「痛み止め」の薬が歯の痛みに効くのか？どんなものを飲んでいいのか？といったことをご紹介させていただきます。

虫歯だけではなく、他の歯の痛みにも対応できる市販の「痛み止め」の薬をいくつかご紹介させていただきたいと思います。

痛み止めの薬の種類

「痛み止め」の薬の種類は下記の通りです。

• ロキソプロフェン配合の痛み止め
• イソプロフェン配合の痛み止め
• アセトアミノフェン配合の痛み止め

の３種類あります。

それではひとつずつ説明していきます。

ロキソプロフェン配合の痛み止め

まず、おすすめするのは「ロキソプロフェン」が配合されている痛み止めです。

これは、正式名称は「ロキソプロフェンナトリウム水和物」というもので、歯の痛みを発生させる「プロスタグランジン」という物質の生成を抑える効果があります。

ちなみに、「ロキソプロフェン」は、胃に入ってきただけでは痛み止めとしての効果は発揮しません。

飲み込んで、血液中に吸収され、肝臓で代謝を受けたうえで、ここで初めて痛み止めとして効果を発揮します。

では、この「ロキソプロフェン」が配合されている商品は主にどんなものがあるか紹介させていただきます。

• ロキソニンS
• ロキソニンSプラス
• ロキソニンプレミアム
• ピタリノールLX
• スカイイブブロンLX
• エキセドリンLOX

などがあります。

イブプロフェン配合の痛み止め

次に「イブプロフェン」が配合されている痛み止めです。

こちらも「ロキソプロフェン」と同じく「プロスタグランジン」の生成を抑制し、痛みを抑える効果があります。

では、「ロキソプロフェン」とどう違うのか？

細かい生成のことは抜きにして、「ロキソプロフェン」の方が、鎮痛作用が高いと言われています。胃の粘膜等々のダメージも同程度とのことですが、消化器疾患をお持ちの方は「ロキソプロフェン」配合の痛み止めは禁止されている可能性があるため、注意してください。

「イブプロフェン」が配合されている商品は以下の通りです。

• イブクイック頭痛薬DXS
• アダムA錠
• バファリンプレミアム
• ノーシンピュア

などがあります。

アセトアミノフェン配合の痛み止め

最後に「アセトアミノフェン」配合の痛み止めがあります。

こちらは、脳内に成分が作用し、痛みを軽減してくれるものであり、子どもが服用しても特に問題ありません。

なので、この中で一番効果は低い可能性がありますが、「ロキソプロフェン」、「イブプロフェン」が体質に合わなく飲めない方もいらっしゃると思いますで、ご参考にしてください。

「アセトアミノフェン」が配合されている商品は以下の通りです。

• 新セデス錠剤
• ラックル錠
• タイレノールA

などがあります。

まとめ

いかがでしたでしょうか？？

ここでは、市販のドラッグストアで買える痛み止めを紹介させていただきました。

体質やアレルギーといったことで、体に合わない薬もあるかと思います。体の変調や体調悪化するようであれば、すぐに飲むのを止めましょう。

また、「痛み止め」の薬の種類によっては、飲んでから8時間間隔を空けなければならないものや、空腹時に飲むとお腹が痛くなってしまったりといったことがあります。

効果の強い薬ほど、このような注意事項があるものが多いです。用法・容量をしっかり守って飲むようにしましょう。

そして、しつこく言いますが、「痛み止め」はあくまで応急処置です。痛みの原因を治療しなければ痛みはまた発生します。

すぐに歯医者へいくことをおすすめします。早く歯医者に行くことで、治療の回数も減らすことができますし、歯を抜歯せずに残すことができる可能性もあります。

ご自身の歯のために痛みを感じたら必ず歯医者へ行きましょう。

「歯科みらいクリニック上藤沢」では、痛みのある急患の方も受け入れております。是非ともお気軽にお立ち寄りください。