銀歯の影響について

銀歯の影響について

みなさんこんにちは!埼玉県入間市にある「歯科みらいクリニック上藤沢」の吉川です!

突然ですが、鏡で口の中を見てみてください。

いまあなたのお口の中には、銀歯で治療した歯がありましたか?

お口の中に銀歯があった方は思い出してください。

その銀歯、いつ治療したものか覚えていますか?

歯科で使用している銀歯は、口の中で腐食していきます。銀自体が劣化がはやい材質です。

例えば、シルバーのアクセサリーは酸化により黒くなります。銀歯も同じです。

虫歯菌は糖を好んで食べ、酸を排泄します。虫歯菌が出す酸は歯だけでなく、銀歯も溶かしていきます。

溶けた金属は金属イオンとして体内に吸収されます。

歯科で使う金属の悪影響としてよく耳にするのが“金属アレルギー”です。

溶けだした金属イオンを体内で異物と認識します。

歯科金属からの金属アレルギーは、銀歯を入れたらすぐ反応するというよりも、長い年月に溶けた金属イオンを吸収することによって、口の中ではなく体のどこかに反応する場合がほとんどです。

今の50代くらいの人が子供の時にいれた銀歯はアマルガムという水銀を含んだ金属が多いです。正式名は『歯科用水銀アマルガム』といい、健康保険適用材料として認定されており1970年代に虫歯治療された人に使用されていました。

アマルガムは案外はずれにくく何十年も入ったままの人もいまだに見かけます。水銀は口の中で唾液によって劣化して腐食し続け、食べ物を食べる時の摩擦熱で、水銀を含んだ蒸気を発するとも言われています。長い年数、腐食したアマルガムや水銀の蒸気を体内に取り込み続け体に吸収され、内臓に蓄積されます。

また現在多く使用されているのが金銀パラジウムです。金銀パラジウムも、お口の中で腐食し長い年月をかけて体内に入り、体に悪影響を及ぼします。

銀歯が原因でおこる症状

お口の中の金属は、身の回りのあらゆる電磁波を集積します。

それにより脳や心臓へ支障が出ると言われています。

当たり前のように銀歯を入れていたことにより、原因が銀歯と思うこともなく体に影響があるのです。

症状の例

  • 原因不明の痛み
  • 頭痛
  • 脱毛
  • 脳梗塞
  • アルツハイマー認知症
  • 老化の進行(シミ・シワ・たるみ)
  • 誤嚥性肺炎
  • ピロリ菌
  • 胃潰瘍
  • 便秘
  • 下痢
  • 食欲不振
  • 歯周病
  • 歯肉の黒ずみ(メタルタトゥー)
  • ガン
  • 動脈硬化
  • 冷え性
  • 糖尿
  • 低体重児出産
  • 胎児もアレルギーを起こす

銀歯の劣化により隙間ができるため菌が増えやすく、虫歯や歯周病の再発がしやすく、汚れの付きやすい材質により歯周病も悪化しやすいです。

神経治療にも影響がある!?

また神経を取った後に、金属の土台が入っている歯はそうでない歯と比べて、根っこの先の病気の再発がしやすいのも事実です。根の治療の再治療は何度もできません。

金属の土台に耐えられなくなって歯根(歯の根の部分)が割れてしまう症例も多いです。

歯根が割れてしまったら、もう根の治療は行えないことがほとんどで、そうなってしまうとできる治療は抜歯となります。

口腔内で使われる銀歯以外の金属

被せたり詰めたりする銀歯以外に、コアと呼ばれる土台でも金属は使用されています。

実はこの金属の土台(メタルコア)は特に体に良くないと言われています。

歯科医療は日々進化しています。

今は健康保険適用でもCADCAM冠の使用も許可されております。しかし割れやすい。とにかく汚れが付きやすく歯周病リスクが高いのが現状です。

ですが保険治療は痛みをとる、噛めるようにするための必要最低限度の治療に限られます。治療法や治療に使う材質、治療にかけられる時間には制限があり、その制限以上の治療は行うことができません。

再発リスクに関しては、銀歯もレジン、CADCAM冠も正直再発しやすいと考えます。汚れが付きやすい場所の隣の歯がまた虫歯になっていくのです。

検診を受けていたとしても、銀歯が入っている以上徹底した予防は難しいと考えます。なぜならば、年数が経つほど隙間ができ、その中には菌が増えるのですから。

自己流のお手入れで再発を繰り返しているのであれば、お手入れ方法を見直すことも必要です。

また材質を汚れが付きにくい材質の物で治療する事で圧倒的に口腔内の環境は変わります。

歯茎が腫れていた患者さんが汚れの付きにくい材質で治療した後、歯茎の改善が見られた方も多いです。

海外と日本では歯に対する意識が異なる

ドイツやスウェーデンでは体への悪影響を及ぼす可能性があるため銀歯の使用は禁止しています。

アメリカでは虫歯の治療ですら自費治療で行います。

歯の美しさがステータスになるアメリカでは、歯並びが悪かったり虫歯治療をしている=だらしない、自己管理ができない人 と見られ就職でも不利になります。

そのため日本と比べて歯への意識が高いのです。

人生百年時代と言われているいま、介護が必要とならない老後の為にご自身の歯を大事にしていただきたいです。

私たち歯科みらいクリニック上藤沢では患者様の健康とQOL(生活の質)をあげるサポートをしています。

銀歯のこと、虫歯のこと、歯周病のこと、予防のこと、気になることは遠慮なくご相談ください。

ブログカテゴリの最新記事

口内のお悩みは、お気軽にご相談ください。